【高校地理】時差に関する基本をマスターして共通テストで高得点を目指そう!

こんばんは!イチといいます!

このブログでは

地理で点数が取れない😭

という受験生のために

 

・共通テストで安定して8割以上取れる
・地理を得意教科にできる
・友達に自慢できる
 

情報を発信しています!

 

今回は時差に関するお話です。

 

この内容は

高確率で共通テストに出題されるので

必ず押さえておきましょう!

 

内容としては頻出なので

他の受験生の正答率も高く

落としてしまうと他で取り返すのが

難しくなります!!

 

逆を返せば、、、

覚えてしまえは簡単なので

得点源になります!!

 

前回のブログでは

緯度と経度についてお話ししました。

https://nishichi.hatenablog.com/entry/2024/02/10/001330

 

今回必要になるのは経度です。

 

ちなみに

経度は地球1周を円と見立てて

360度分を東経と西経0~180度で

分けて表したもの。

 

復習も終わったところで今回の内容へ!

 

今回覚えてほしい内容はこれです。

 

1. 東に行くにつれて時間が早くなる

2. 東経、西経180度付近に日付変更線がある

3. 経度が15度につき1時間のずれ

 

一つずつ解説していきます!

 

と、その前に問題を出します!

 

①ロンドン(東経0度)が午前8時

 であるとき、日本(東経135度)は

 何時でしょうか?

 

②日本(東経135度)が午後8時

 であるとき、ニューヨーク(西経75度)

 は何時になりますか?

 

③日本(東経135度)から飛行機で

 ロサンゼルス(西経120度)まで

 行きます。

 ・フライトは10時間

 ・出発時刻は1/15のPM7:00

 の条件があるときロサンゼルスの

 到着は何日の何時になるか?

 

 

さて、答えは何でしょうか?

 

この記事を読めば、

この問題もすらすら解けますよ!

 

【1.東にいくにつれて時間が早くなる】

 

太陽は東から上り西へ沈みます。

これは、地球が反時計回りに自転

しているからなんです!

地球は1日(24時間)で一回転します。

自転は反時計回り、、、

つまり

東から西に向かって

回転しているということです。

 

これが、東が西よりも時間が早い

という理由です!

逆に西に行くほど時間が遅くなります!

 

 

【2.東経、西経180度付近に日付変更線がある】

東に行くほど時間が早くなることは

分かりましたね。

ただ、地球は丸いので、

どこまでも時間が早くなりすぎると

収集がつかなくなってしまいます。

(1周してまた、同じ場所に戻ってきてしまうので)

 

そこで登場するのが日付変更線です。

その名の通りこの線をまたぐと

日付が変化するというもので、

 

西から東に横断すると(→)

日付が1日戻る。

2/1 午前12時 ▷ 1/31 午前11時

 

東から西に横断すると(←)

日付が1日進みます

2/2 午後8時 ◁ 2/1 午後7時

 

 

実は、時間というのは

イギリスのロンドン近くにある

本初子午線(東経・西経0度)を

基準に決められています。

 

そこから地球のちょうど半分

東経180度、西経180度の位置で

日付を変更させると均等に時間がそろい

都合がいいということですね。

 

ただし、実際の日付変更線は

国ごとに合わせているので

入り組んだ形になっています。

 

 

【3. 経度が15度につき1時間のずれ】

地球は球体なので一周360度です。

自転も1日(24時間)360度なので

360度÷24=15度

単純計算すると15度ごとに

1時間時差があるという計算になります。

 

つまりは、

東に15度行くと1時間時間が進み、

西に15度行くと1時間時間が戻る

 

ということです。

ただし計算するときは、②でも上げた

日付変更線に注意が必要です。

 

最後に問題の答え合わせ!

 

答えは午後5時

135÷15=9なので時差は9時間。

日本はイギリスより東なので

8+9=17時(午後5時)

と求めることができます!

 

答えは午前6時

計算は日付変更線をまたぐとややこしくなるので、

日付変更線をまたがないように

西方向に何度移動したかを

計算すると楽できます!

 

(135+75)÷15=14時間

午後8時(20時)ー14時間=午前6時

 

答えは1/15午前10時です。

まずは時差を求めると

(135+120)÷15=17時間

日付変更線をまたがず西回りで

計算したので日本との時差は

マイナス17時間です。

フライトは10時間なので到着時の

日本は27時(次の日の午前3時)。

17時間の時差があるので、

ロサンゼルスは27-17=10

午前10時となります!

 

飛行機で移動したはずなのに、

時間は過去に戻っているという(笑)

時差は面白いですね。

 

まずは、

 

1. 東に行くにつれて時間が早くなる

2. 東経、西経180度付近に日付変更線がある

3. 経度が15度につき1時間のずれ

 

この3点を抑えて、

①、②のような問題を

地域を変えて

演習するところから始めましょう!

 

 

それではまた次回お会いしましょう~