【高校地理】地図は嘘つき!?メルカトル図法とはなんなのか

こんにちは!イチといいます!

このブログでは

地理で点数が取れない😭

という受験生のために

 

・共通テストで安定して8割以上取れる

・地理を得意教科にできる

・友達に自慢できる

 

情報を発信しています!

 

今回は地図のお話。

普段皆さんが使ってる地図

といえば、

Googleマップ、AppleMap...

いろいろあると思います!

 

地図は問題を解く時に

場所や標高などいろいろな情報を

読み取る道しるべになっています!

 

つまり

地図を読み取れないと点数が取れない

ということです。

 

これは大問題ですね。

 

でもこれは逆を返せば、

地図をしっかりと読み取れる人は

地理の点数が格段に上がる。

 

ということなんです。

 

 

ということで今回は、

1番有名な地図について解説していきます。

 

まずはこの画像をご覧ください!

 

その名も

メルカトル図法

1度は見たことがあるかもしれません。

 

yahoo地図や

earthじゃない方のGoogleマップ

この形式になってます!

 

特徴としては

緯線と経線が常に直角に交わる点

があります。

 

でもこの地図、、、

勘がいい人は違和感を感じませんか?

 

そう!

地図の上と下の部分が長細すぎるのです。

 

ちょっと難しい言い方をすると

緯度が高くなるにつれて

緯線の間隔が大きくなる

ということです!

 

さて、ここで問題になってくるのが

距離と面積です。

地球は球体なので

同じ緯度分の移動距離は同じはずです。

(下図のAの距離とBの距離)

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でもどっからどう見ても地図上では

緯度が高い方が長く見えますよね。

 

ここが実は罠になっているのです!

Σ(・□・;)

 

グリーンランドという世界最大の島

オーストラリア大陸を例に

見てみましょう。

 

グリーンランド

北緯60度から80度付近にある島。

オーストラリアは

南緯10度から40度付近にある大陸です。

 

両者を見比べると...

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どうみてもグリーンランドの方が

大きく見えますよね。

 

しかし!実際の面積は

グリーンランド:217万㎢ 

オーストラリア:759万㎢

と3倍以上の差があるのです。

 

全然違いますよね

 

「地図は嘘つき」

という意味が分かったかなと思います

 

球体という3次元を

地図という2次元に

しているという特性上、

 

全てを正確に書けるわけではなく

どこかの情報が犠牲になっています

 

メルカトル図法

・陸地の経度と緯度を正確

それ以外はダメダメ

 

・地図は嘘つき

 

この2点を覚えておきましょう!

 

そしてこの知識を踏まえて

地図帳の1ページ目を開いて

緯度によって描かれ方がどれだけ違うのか

グリーンランドとオーストラリアを

確認してみましょう!

 

きっと

これまでと見え方が変わってくるはずです!

 

それではまた次回〜